著者:リョウジ
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先日お伺いしたお客様で、ご自分でマットレスの解体をされていたのを見ました。 普段から解体をしている私としては大変さが身にしみてわかるので、共感して嬉しくなりました。

INDEX
  1. 布剥がし
  2. 1列ずつ分解
  3. コイルと布を分離
  4. 分別

こんにちは! おまかせリサイクルのリョウジです!

過ごしやすい気候になってきたこの頃、いかがお過ごしでしょうか。

引っ越しを機に買い替えること、ありますよね。

「買い替えるのはいいけど、古くなった寝具どうしよう...」

パッと思いつくのは

1.役所に粗大ゴミで引き取ってもらう
2.知人に譲る
3.フリマアプリに出す

でしょうか。

しかしここで大変なことに気づきました!

ほとんどの場合上記3つすべて自分で運びださないといけません。

大抵のマットレスは長さは約2メートル、幅は1メートル以上で重量も一人では持ち上げるのがやっとのことです。

そこで今回はベッドマットレスの解体方法をご紹介します!

運び出しが大変なマットレスも、バラバラにしてしまえば女性の方でも楽々持ち運びできますし、場合によっては処分費用も抑えられるかもしれません。

いろいろなタイプのマットレスがありますが今回はこちらのマットレスを解体していきます。

※今回解体に使用するマットレスは不具合が見つかり、廃棄処分となってしまった品物を使用しています。当店はリサイクル・リユース目的での回収をおこなっており、一般廃棄物の回収はおこなっておりません。 回収したマットレス2 オーソドックスなタイプで、中にコイル(バネ)があり、一つ一つが布で包まれています。

このようなタイプをポケットコイルと言います。

他に、コイル一つ一つが布で包まれていないボンネルコイルというものもあります。

このボンネルコイルの方が布に包まれていないぶん、ポケットコイルより解体は簡単です。

ですが、コイル自体が独立しておらず、{マットレスの大きさ=コイルの大きさ}のため小さく分解するのに特別な工具が必要(ボルトクリッパー等)なので総合的な難易度は高めになります。

布剥がし

・まず初めに全体を覆っているカバーをカッターナイフ等で切り、めくっていきます。 側面の四辺、または三辺に切り込みを入れるとめくりやすくなります。 全て剥がすとこうなります。

ワンポイントアドバイス

・カッターナイフを使用するときは指を切らないよう必ず手袋をして作業してください。

1列ずつ分解

列がつながっている状態から1列になるように剥がしていきます。さけるチーズのイメージです。 全ての列を1列にしていきます。

ワンポイントアドバイス

・列同士が剥がれにくい場合はカッターナイフで切り込みを入れると剥がしやすくなります。

コイルと布を分離

次に1列になったバネ(コイル)の中央部分にカッターナイフで切り込みを入れていきます。 切り込みを入れたところを広げて、中のバネ(コイル)を取り出してください。

ワンポイントアドバイス

・バネ(コイル)の両端は鋭利になっていることがありますので、ご注意ください。 ・取り出したバネ(コイル)は10個くらい重ねてコンパクトにします。

分別

最後にバネ(コイル)をひとまとめにして金属ゴミになります。 残りの布の部分は燃えるゴミとしてゴミ袋に入れて処分してください。 お住まいの自治体の指示に従って処分してください。

カッターナイフや金属のバネなどで怪我をする恐れがありますので、作業には充分に注意されるようお願いいたします。

マットレスの解体はその解体するマットレスの大きさの倍以上の作業面積が必要になってきますので、場所を確保できない方や、自分でマットレスの解体が困難な方は、中途半端におこなって後悔してしまう前に是非おまかせリサイクルまでご相談ください→無料ご相談はこちら