著者:中村
中村

今回はいつもお世話になっているリサイクルショップさんに、トラブル事例などのお話をお聞きしました。不快な思いをしないためにも、ぜひご参考ください。

INDEX
  1. リサイクルショップでのトラブル
  2. トラブルには気をつけよう

こんにちは!
おまかせリサイクルの中村です。

今までのブログでも触れさせていただいておりますが、おまかせリサイクルには提携させていただいている業者さんが複数存在します。
不用品回収に関しては、一般廃棄物収集運搬業許可取得の業者さんや、電気工事屋さん、中古家具専門店さんなどで、卸先としてはリサイクルショップさんや貿易会社さんなどです。
その中で今回は、提携しているリサイクルショップの店員さんからよく聞くお困りごと(愚痴かも・・・笑)やトラブル事例をご紹介します。

リサイクルショップでのトラブル

リサイクルショップイラスト
リサイクルショップには様々なお客様がご来店・お問い合わせされます。
もちろん、大多数のお客様は該当しないのですが、中にはお店側との認識の差でトラブルとなり、怒って帰られることもあるそうです。
そんなトラブルとなった事例をお聞きしてきましたので、お話いたします。

買取編

「〇〇、いくらで買い取ってくれますか?」

【事例】
「テレビ、いくらで買い取ってくれますか?」とお客様よりお問い合わせいただきました。
しかし、年式やメーカーなど一切不明とのことで「あとで持ってくる」と仰っしゃり、店頭持ち込みされたところ製造から10年経過し、状態も悪いものでした。
その際担当したスタッフが「処分をご希望している」と勘違いし、買取不可の理由などをお伝えしないままリサイクル料金を含めた有料でのお引取りをご提示したところ、お客様がお怒りになられトラブルに発展したようです。

これはよくあり、嬉しいか難しいかどちらかに分かれると聞きました。
〇〇の部分が例えば「2017年製のソニーの32インチのテレビ(または型番)」であれば、ありがたく嬉しいお問い合わせであり、「テレビ」だけならお答えするのが難しいお問い合わせです。
なぜなら、品物によって高価買取〜有料での引き取りまで大きく異なるためです。
また事例のように、そのテレビがどのような品物であるかお聞きしようにも、「まだまだキレイで一人用」や「全然映る」といった抽象的なお返事が多いようです。

ご存知の方が多くいらっしゃいますが、テレビや冷蔵庫、洗濯機などといった家電はリサイクル家電と定められており、処分する際もリサイクル料金が発生してしまうのです。
そして、通常テレビの買取可能年式は製造から5〜7年以内(メーカーやサイズ、型番などにもよりますが)となっています。
また映らないものはもちろんですが、「線が入っている」「接触が悪い」といった不具合があっても買取不可となることがほとんどです。

上記全てを知らなかったというお客様には丁寧にご説明しないと、大きなトラブルとなってしまうことがあるようです。

販売編

「〇〇ありますか?」→「いくらですか?」

【事例】
お電話で2ドア冷蔵庫のお問い合わせをお受けしたのち、ご来店され「電話で言っていたことと違う!」とトラブルになりました。
この件は、電話対応したスタッフが丁寧なご説明なく、お客様がお求めだったものとタイプの違う、最も安い2ドアの料金を提示したため起きたトラブルです。

こちらの問い合わせは、一見普通の会話にも見えますが、店員さんによると「ざっくりしすぎていて答え辛い」とのことです。
例えば冷蔵庫だと、サイコロキューブ型の小さな冷蔵庫からファミリー用の5ドア6ドア冷蔵庫まで多種多様です。
サイコロ型とファミリー用だとわかりやすいのですが、一番困るのが「単身用」です。

一般的に単身用2ドアと呼ばれる冷蔵庫でも、容量の違いで4・5種類くらいに分かれます。
更にメーカーや型番、製造年数、色、機能などすさまじい種類に派生します。

レア物など例外もありますが、基本的にリサイクルショップは年式が新しく、容量が大きく、人気メーカーで人気型番のものが高価となりやすいです。
逆に言えば、年式が古く、容量が小さく、海外メーカーなどがお安いお値段で売られています。
(これは、買取の際も同じような基準となります。)

事例の場合は、お客様は「年式が新しく少し大きめの冷蔵庫」のつもりでお問い合わせなさったのを、スタッフが「年式が古い小さめの冷蔵庫」として料金提示をおこなったことによるすれ違いです。
こちらの場合も、丁寧にご説明やヒアリングをおこない、お客様のニーズを汲み取らなければなりません。

トラブルには気をつけよう

全てのお店・業者がミスなくお問い合わせをこなせるとは限りません。
リサイクルショップへお問い合わせの際には、買取をご希望の場合は「商品の情報」を、購入をご希望の場合は「商品の希望」をお伝えいただければ、認識違いによるトラブルはある程度防ぐことが可能だと思います。
不快な思いをしないためにも、お問い合わせの際にはご注意ください。

リサイクルショップへのお問い合わせの紹介をしましたが、不用品回収業者へのお問い合わせの場合は販売がございませんので、特にお気にすることなく品物の種類をお伝えいただけましたら特殊な場合を除きご対応可能かと思います。
おまかせリサイクルへのお問い合わせも、気兼ねすることなく何なりとご相談ください。